みなさんこんにちは。行政書士イワクラ事務所です。
亡くなられたお母様が株式を持っていました。
利用していた証券会社が分かったから問い合わせて手続きを。
「やっと終わった。株式の名義変更って時間かかったし面倒だったな。」
しばらく経過したら亡くなったお母様宛てに配当金の案内が。。
「その株式銘柄は初めて見た!」
というケースが出てくることがあります。
その場合
「やった。臨時収入!お母さんありがとう!」
とうれしくなるのか
「手続き大変だったのにまたやらなきゃいけないのか・・・。」
「もう見なかったことにしよう」
と残念な気分になるのかどちらかだと思います。
まずなにをするのか。
お母様の株式がどこで取り扱われているのかを確認すべきです。
この時点で難しいと思われた皆さんは私たち行政書士などの専門家にご相談の上、依頼してください。
1.お母様が利用していた証券会社に再度問い合わせ。
株式の銘柄、株数が分かるのでその旨を話して問い合わせしてみてください。
その場で分かる場合もありますし、問い合わせするための書類を指定される場合もあります。
配当金の案内に記載されている株式数が100株未満の場合、端株といって
証券会社では取り扱っていない場合があります。ですが念のために証券会社に問い合わせしてみてください。
2.配当金の案内に記載されている連絡先に問い合わせ
証券会社で分からなかった場合、株式の銘柄、株数が分かるのでその旨を話して問い合わせしてみてください。配当金の案内に記載されている連絡先で株式を預かっている場合があります。
配当金を含めた株式の残高証明を発行してもらえるか。他に良い方法を提案してもらえると思います。
その連絡で分かる書類を送ってもらえる場合もありますし問い合わせするための書類を指定される場合もあります。
3.それでも分からなかった場合
私たちのような行政書士、専門家に依頼してください。
株主名義の口座が開設されている証券会社などを調査するための開示請求や証券会社や銀行に調査をかけます。
その後に既に作成されている遺産分割協議書にどのように書かれているのかをご確認ください。そのまま利用できる場合もあると思います。株式は売却すればお金に変えられます。お金に変えられるということは分けられるということです。
親族へのさじ加減は皆さんが良く分かっていると思います。ですがトラブルにならないよう専門家のアドバイスを聞いていただくのも一考ではないかと思います。